キングダムの実写映画の特徴の一つは豪華キャスト陣!

キャストで気になるのは誰がどのキャラクターを演じるのか?
また原作のキャラクターと比較してどれくらい似ているのか?

今回はキングダムの実写映画のキャストとそのキャストと原作のキャラクターを比較してみたいと思います。

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キングダムの実写映画のキャストと原作のキャラとの比較一覧

信 = 山﨑賢人

キングダムの主人公。
天下の大将軍を夢見る少年。

兄弟同然に育った漂の死の原因が政にあると聞き、怒りを露わにする。
その後王弟成蟜の反乱を止めるために政に力を貸し、ランカイ・左慈などの強者と戦っていく。


直情的で猪突猛進な信を演じたのは山﨑賢人。
信のような荒々しい役柄のイメージはあまりありませんでしたが、うまく表情や目など使って、信の強い意志や生意気なところなどをうまく演じ切っていたと思います。

嬴政・漂 = 吉沢亮

信と共に天下の大将軍を夢見る少年。

ある日王宮に仕えることになるが、王弟の反乱に巻き込まれて死んでしまう。
漂から死ぬ前に渡された地図の場所に信が行くとそこには漂そっくりな人物がいた。
その人物こそ秦王・嬴政だった。

嬴政は弟の成蟜に奪われた王の座を奪還すべく、信たちと共に咸陽に乗り込んでいく。


嬴政と漂の二役という難しい役柄に挑んだのは吉沢亮。
嬴政と漂の違いを表情などで使い分けた演技はすばらしかったですね。

どちらの役を演じているかがすぐにわかるほどの好演でした。

河了貂 = 橋本環奈

天涯孤独な鳥の被り物が特徴の少女。
金目当てに政と信に近づくが、その後二人に協力して王都を奪還するために咸陽に向かった。


河了貂のキャストは橋本環奈。
マスコット的なキャラクターの河了貂のかわいらしいところはぴったりの配役でしたね。

楊端和 = 長澤まさみ

「山界の死王」の異名を誇る山の民を率いる王。
400年前に秦国と同盟を結んでいた一族で成蟜に対抗するため、協力を仰ぎに行った。

美しく、凛々しい姿と男勝りの武力を要する楊端和を演じたのは長澤まさみ。
キングダムの実写映画で長澤まさみが一番の好演という声も多くありますね。
原作とのイメージはぴったりだったと思います。

成蟜 = 本郷奏多

秦王嬴政の玉座を奪おうとクーデターを起こした張本人。
嬴政の弟で王族こそが王にふさわしいという考えから平民の血筋の嬴政が王になることを認めず、反乱を起こした。

成蟜を演じきったのは本郷奏多。
かなり難しい役柄だったように思えますが、成蟜の嫌味で暴君なところを見事に熱演しました。
評判は高かったように思えます。

壁 = 満島真之介

嬴政に仕える忠実な家臣。
嬴政・信などと共に王都奪還のために咸陽を目指し、成蟜軍と戦った。

壁を演じたのは満島真之介。
壁の人の良い、優しいところを原作に近い形で忠実に再現していました。

朱凶 = 深水元基

暗殺者の一族で漂の命を奪った人物。
その後嬴政を追って現れるが、信に返り討ちにされた。

朱凶を演じたのは深水元基。
顔には特殊メイクを施されていたので、誰が演じていたのかわからなかった方も多いかもしれませんね。
モデル出身というのもあり、長身で特殊メイクを施された姿は朱凶そのものでした。

里典 = 六平直政

奴隷の信と漂の主で村の長。
村で漂の存在が確認されたことで村は壊滅させられてしまいました。

里典を演じたのは個性派俳優の六平直政。
キングダムの原作に格好がそのままで、演技も里典に寄せていたように思います。

ランカイ = 阿見201

成蟜に飼われている巨漢の人物。
咸陽の地下道で信たちと戦い、その巨体や怪力で信や山の民を苦しめた。

ランカイを演じていたのは阿見201。
阿見201は身長が201cmあるようで、ランカイにふさわしいキャストだったと思います。
ただ特殊メイクと特殊ボディースーツ着用での登場だったので、誰かわかった人は少ないと思います。

昌文君 = 髙嶋政宏

嬴政の忠実な家臣。
漂を嬴政の替え玉として王宮に連れて行った。
この出会いが漂の死につながったが、信と嬴政の出会いのきっかけともなった。
咸陽では嬴政のそばで成蟜派と戦いを繰り広げる。

昌文君を演じたのは髙嶋政宏。
おそらく原作ありきのキャストだと思います。
姿・雰囲気は非常に似通っていますし、昌文君の演技に違和感はまるで感じませんでした。

騰 = 要潤

王騎軍の副官。
成蟜の反乱では終盤に訪れて、戦いの終結と成蟜派の投降を促した。

騰を演じたのは要潤。
ここまで騰は登場シーンがあまりにも少ないので、騰についての演技がどうだったのかは何とも言えないところがあります。
続編では騰が剣を持って戦うシーンはあると思うので、次回作に期待しましょう。

ムタ = 橋本じゅん

ベッサ族の戦士で武器は吹き矢と手斧を使う。
昌文君との合流地点に向かう途中に襲撃し、信と戦った。

ムタを演じたのは橋本じゅん。
橋本じゅんさんは多数のドラマ・映画などに出演する名バイプレイヤーと言われる俳優さんですね。
ムタの再現度は高かったように思えます。

左慈 = 坂口拓

成蟜派の一人で列国に名を轟かせていた元将軍。
本殿で信と最後の対決をした。

左慈を演じたのは坂口拓。
坂口拓はアクションを得意とし、俳優・監督などこなす。
原作ではただ残虐なことだけが目立ちましたが、映画では信と最後問答したりと最後の敵にふさわしい存在感でした。

キングダムで原作との最大の相違点は成蟜の反乱のラスボスがランカイではなく、左慈だったことでしたね。

魏興 = 宇梶剛士

成蟜軍を率いる武官。
嬴政・昌文君などと咸陽で対峙。
最後は反逆罪になることを恐れて、嬴政を殺そうとするが、信に斬り伏せられた。

魏興を演じたのは宇梶剛士。
役柄にははまっていたように思えます。

肆氏 = 加藤雅也

成蟜軍で反乱の指揮を執る人物。
王騎が持って来た昌文君の首を本人かどうか疑ったり、非常に優秀な人物で頭がきれる。

肆氏は加藤雅也が演じていました。
現在原作で肆氏は嬴政の側近になっています。
そのため重要なキャラクターですね。

竭氏 = 石橋蓮司

秦国の左丞相で成蟜の側近。
成蟜と謀反を計画した張本人。
左慈が信に倒されて逃亡しようとするが、河了貂と山の民によって、殺された。

竭氏を演じたのは石橋蓮司。
成蟜の反乱の悪役を見事に演じ切っていましたね。
配役は非常に良かったと思います。

王騎 = 大沢たかお

秦国六大将軍の一人。

成蟜の反乱では
王騎軍が戦いの周囲を包囲し、民衆を守る。
昌文君の偽の首を差し領地をもらったことで昌文君の家族・家臣などを守っていた。
と反乱には関心を示していないようにみせていたが、先のことまで考え動いていた。

王騎将軍を演じたのは大沢たかお。
おそらくキングダムで最も難しい役柄の一つだったのはこの王騎将軍。
大沢たかおはよく王騎将軍のことを研究していたように思えますね。
唇の感じとかが特に。

また王騎将軍の似せるために15キロ増量して、撮影に挑んだということで、キングダムでの王騎将軍の重要性は理解してように思えますね。

さいごに

今回はキングダムの実写映画のキャストとそのキャストと原作のキャラクターを比較してみました。
キングダムの映画は原作者の原泰久さんも脚本会議に何度も参加したこともあって、ストーリーがかなり原作に忠実に作られています。

そしてキャストについても原作をかなり意識して、キャスティングされたように思えます。
原作のキャラに似ている俳優・女優が多いですからね。

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