龐煖と信がこれまでに刃を交えたのは二回。
馬陽の戦いと合従軍の戦い!
秦は王騎と麃公など大将軍を失うという戦いになりましたよね。
今回はその龐煖と信がどのような戦いを繰り広げてきたのか?
みていきましょう!大将軍になることを信じて息絶えた。
龐煖VS信(馬陽の戦い)
趙軍から馬陽を攻められた秦は王騎将軍を総大将に趙を迎え撃つ。
秦は信が趙将軍馮忌を討ち、蒙武の活躍もあって、戦況は優勢となっていた。
しかし馬陽四日目の夜に
飛信隊の夜営地に突如龐煖が襲来!
単身乗り込んできた龐煖は飛信隊のメンバーを次々と葬っていく。
そこに現れたのが信!
飛信隊の仲間たちが仇を討とうと信は龐煖に、臆することなく、突っ込んでいく。
しかし龐煖は信の剣を軽々と防ぐ。
そこに奇襲に出る羌瘣だったが、この奇襲すらかわす龐煖。
今度は信と羌瘣の二人がかりで龐煖に挑んでいくが、かろうじて剣で致命傷は避けるも信は気絶させられてしまう。
そこへ万極率いる趙軍の夜襲。
それを迎え撃つ秦の干央軍。
秦の野営地は大混乱となりました。
目を覚ました信は
龐煖が敵の総大将
敵から逃げていたら天下の大将軍なんて夢のまた夢
ということから、今度は飛信隊のメンバーと協力して、龐煖を討つ作戦を遂行する。
龐煖を討つ作戦とは・・・
三方向から同時に槍を投げ続ける
意識を三方向に集中させる間に信が背後に迫る
信に気づいた龐煖の一刀をかわして一撃を加える
と三段構えの作戦!
信にしてはよく考え付きましたね。
作戦は成功!
信は龐煖に一撃を与える!!
しかし致命傷を負わせることはできずに逆に龐煖の一打をくらってしまう信。
戦闘不能状態の信が龐煖にやられようとしたときに飛信隊のメンバーが信を盾で守り、信はなんとか逃げ延びることができました。
その代償に多くの飛信隊メンバーが趙軍によって、やられていきました。
そして最後まで信を背負っていた尾到は信が大将軍になることを信じて息絶えた。
龐煖VS信(合従軍との戦い)
李牧が計画した秦を落とすための趙・魏・楚・燕・韓からなる合従軍。
秦は国門函谷関の一点を防衛することにかけ、見事に守りきったかにみえたが・・・
李牧率いる別働隊が咸陽に迫る。
麃公将軍を失いながらも政が奮い立たせた蕞の民衆と山の民の力で合従軍との戦いに勝利が濃厚かに思われた。
⇒李牧の史実での最後は?信との戦いの結末も紹介
しかし最後に立ちはだかる龐煖!
楊端和は龐煖に向かっていくが、信はそれを制しして、龐煖を迎え撃つ。
龐煖と信の一騎打ちが始まる!
信の馬は馬上から龐煖を落とし、二人は地上で戦うことになる。
そこに龐煖の強烈な一撃!
立ち上がった信は龐煖に
なぜ麃公将軍に手こずったのか
なぜ王騎将軍に勝てなかったのか
を指摘し、その理由を大将軍たちと比べると
龐煖の刃が軽い
と指摘する!
⇒王騎将軍の最期とは?
信は苛立つ龐煖に向かっていく最後の力を振り絞って向かっていく。
信は初めから龐煖を矛を狙っており、矛をはじき飛ばす!
龐煖の胸に剣を突き刺き、下がる龐煖を追撃して、顔面に一撃を加えた!
龐煖は信に
深手を負わされたこと
力負けしたこと
が信じられないという様子。
龐煖は信のその姿にかつて戦った大将軍たちの姿を重ね合わせる。
龐煖は深手を負うが、なおも戦おうとする。
しかし李牧軍の副将の晋成常(しんせいじょう)から李牧の言葉を聞き、退却。
⇒李牧と龐煖の20年前の約束とは?二人の過去の出会いを紹介
信の名を刻み戦場から去って行った。
さいごに
龐煖と信はこれまでに二度激突しています。
一度目の馬陽では手傷を負わせるも圧倒的な武の前になすすべなく敗北。
二度目の合従軍との戦いでは龐煖にも重傷を負わせて、信の名前を龐煖に刻ませました。
三度目の舞台は朱海平原!
いよいよ龐煖が姿を現しました!
龐煖と信の戦いはこれで決着が付くのでしょうか?
信の鄴攻めもいよいよ佳境を迎えます。
二人の最終対決が朱海平原の戦いのラストになりそうですね。