キングダムで元王騎軍第一軍長の録嗚未。
現在は秦の大将軍である騰率いる騰軍の筆頭将軍として騰を支えています。
秦軍の中ではトップクラスの強さを誇る録嗚未は各国の将とも互角の戦いを繰り広げています。
今回はその録嗚未の強さと騰との関係性、史実などをみていきましょう。
目次
王騎軍第一軍長録嗚未将軍とは?
秦の六大将軍の一人で秦国の怪鳥と呼ばれる王騎。
その王騎が率いる王騎軍で王騎・騰に次ぐ実力の持ち主。
自身が先頭に立って、兵を率いる武将。
李信・王賁・蒙恬の上の世代にあたる。
性格は短気で喧嘩っ早い。
李牧が秦趙同盟を持ちかけた際には李牧とその一行を斬り伏せようとした。
常に誰かに何かにキレている。
王騎の死後は王騎軍は騰に引き継がれて、現在は騰軍に所属している。
当初はそれほど存在感がない録嗚未でしたが、今は騰が登場した際には必ずといっていいほど顔を出していますね。
登場回数がかなり増えました。
録嗚未は史実で実在する?
王騎軍の中で王騎将軍と騰将軍は史実で実在する武将です。
では第一軍長の録嗚未は実在するのか?
録嗚未は史実では実在しない武将です。
史実では記録にないキングダム独自のオリジナルキャラクターですね。
それだけに今後どう描かれていくのか予想ができません。
ただしぶとくいき残りそうな気がしますけどね。
録嗚未と騰の関係
騰と録嗚未は王騎軍で共に王騎を支えた間柄。
二人の関係は何か特別なものにも思えますね。
録嗚未は大将軍である騰に対して、常にタメ口ですが、騰も対等な感じの扱いを録嗚未にしています。
むしろ王騎と騰の関係に、騰と録嗚未も近いのかもしれません。
常に騰の傍らには録嗚未がいます。
録嗚未は著雍の戦いの最中、この戦を騰の戦いにすべきだったと語っていたことから録嗚未と騰に長年培ってきた絆のようなものが垣間見えますね。
あとはやはり騰と録嗚未のやり取りは騰軍が登場した時の名物の一つでしょう。
録嗚未が騰にツッコむというシーンがたびたび見られます。
録嗚未と騰のやり取り好き🤤
どっちもかっこよい~( *¯ ⁻̫ ¯*)#キングダム pic.twitter.com/x7icDcFjMm— アニメ好きっ子 (@kingudamu77) November 4, 2019
合従軍編で臨武君に一体何者だ?
と問われた際には
「天下の大将軍だ!」
と答えた騰でしたが、録嗚未に
「あんたは違うだろ」
とツッコまれていました。
このやり取り今後も出てくると思います。
録嗚未の活躍
王騎が討たれたことに激昂し万極軍を壊滅させる
録嗚未の初登場はキングダムのコミック13巻。
王騎が軍を率いた馬陽の戦い。
馬陽の戦いの三日目。
蒙武の活躍で攻勢に出る秦軍は蒙武に王騎軍の録嗚未・隆国・鱗坊・干央・同金の全軍の兵を王騎は預けた。
この蒙武に預けた兵二万の第一軍長の将が録嗚未でした。
その馬陽の戦いは李牧の策と龐煖の武により、王騎が討たれて、秦の敗北が決まる。
録嗚未はその時、万極と交戦中。
しかし王騎の死を聞いた録嗚未は怒りで万極軍に自分の倍以上の損失を与えます。
そうそう唐突ですが、10年くらい前からとりあえず名前に困ったら録嗚未軍長ってしてるんですが、読めなかったり、オンラインゲームとかでキングダム知らない方からは「中国の方ですか?」と聞かれるので最近は平仮名で「ろくおみ」です。 pic.twitter.com/3gBGD0MRz4
— ろくおみ軍長 (@rokuomi_gunchou) March 28, 2018
録嗚未は王騎の最後の死を見届けることができませんでした。
白麗の矢をかわしながら、録嗚未と臨武君の一騎打ちを繰り広げる
合従軍との戦いの一日目。
楚軍第一軍の将である臨武君の元にたどり着いた録嗚未。
録嗚未は臨武君と壮絶な一騎打ちを繰り広げる。
録嗚未は白麗の矢をよけながら、臨武君と戦うという苦しい状況。
白麗の矢は蒙恬の活躍により退けることに成功する。
しかし録嗚未のことを認めながらもまだまだ余裕を見せる臨武君に窮地に追い込まれていく。
絶体絶命のそのとき現れたのが、騰!!
騰は臨武君との一騎打ちに勝利!
そして最後に騰が一言・・・
「あの世で同金・鱗坊・録嗚未と酒でも飲むがいい」
「今俺を入れたよな・・・」
小さい吹き出しでしたが、録嗚未のこのセリフは印象的でしたね笑。
奢雍の戦いで三軍の一軍として出陣
魏の著雍を取るために秦軍は騰を総大将に侵攻。
王賁の提案で録嗚未軍・飛信隊・玉鳳隊の三軍がそれぞれ主攻となり、三日目の同時刻に本陣を目指すという策で攻めることになった。
その一軍を担ったのが録嗚未軍。
飛信隊と玉鳳隊は魏火龍七師を相手に苦戦。
対して録嗚未軍は二日目まで様子見。
三日目に八千の兵を率いて動き出し、わずか一日で魏の本陣に到着。
戦いは飛信隊の羌瘣が本陣を落とし、秦軍の勝利に終わりました。
秦・魏同盟軍に援軍として現れる
秦と魏は同盟を結んで楚の什虎城を落とすことになり、まずは蒙武軍が什虎軍と対峙。
そこに援軍として現れたのは騰と録嗚未。
騰と録嗚未は一万ずつ援軍を連れて、什虎軍を攻める。
その後楚に援軍が現われるが、秦にも魏軍が援軍として加わり、兵力差はなくなる。
録嗚未は千斗雲と対峙。
録嗚未は攻撃を仕掛けていくが、千斗雲は余裕の表情。
そこに突如現れた乱美迫は千斗雲に攻撃を放つもそれを受け止める。
なぜか乱美迫は録嗚未にも攻撃する。
録嗚未かわいそう笑。
さいごに
今回は騰軍を支える筆頭将軍の録嗚未についてみていきました。
録嗚未は王騎軍の軍長の中で最強を誇った武将!!
大将軍や六将にもなれる人物だと思います。
他国の将たちとも互角の戦いを繰り広げる強さも持っています。
ただ現在のところ大将首をあげるといった大きな武功がないのようにも思えますが。
あと録嗚未といえば、なんといっても騰のイジりが印象的ですね。
すぐに録嗚未を死亡させる騰笑。
上官と部下ではありますが、王騎時代から共に戦ってきた絆を感じさせますね。