【キングダム】李牧の史実での最後は？信との戦いの結末も紹介

キングダムで秦の最大の難敵の趙の三大天李牧！！
これまで秦は李牧に何度も苦渋を飲まされています。

その李牧は史実では、そのような最後を迎えるのでしょうか？

今回はその李牧の史実での最期をみていきたいと思います。

キングダムでの李牧の活躍

あーあー、頭脳労働者なら、李牧のような天才軍師がよかったなー、まぁ李牧は腕もたつけど pic.twitter.com/RgHqcvV9

— Kdash@iPad中 (@Kdash__) 2012年12月17日

李牧は春秋戦国時代の中華の代表的な武将の一人。
このことは史実よりもキングダムの方が際立って描写されています。

キングダムで李牧が秦を苦しめた戦いをまとめてみました。

匈奴軍二十万人を討ち取る

もともと匈奴から国境を守る任についていた李牧は匈奴軍二十万人を討ち取り、情報封鎖により、そのことを外部に漏らさないようにした。

王騎を討ち取るきっかけを作る

匈奴軍を討ち取った四万の軍を率いて、王騎軍と対峙し、王騎は龐煖に討ち取られてしまう。

実際に王騎を討ち取ったのは龐煖ですけどね。

キングダムでは李牧が王騎を討ち取った！

というイメージが強いですね。

⇒王騎将軍の最期とは？信や騰への最後の言葉も紹介

合従軍で秦を滅亡寸前まで追い詰める

李牧が発起人となり、斉を抜く五国の合従軍で秦に攻め込む。
一度は合従軍を退ける秦だったが、李牧は別働軍を率いて、蕞に進軍。

秦を滅亡寸前まで追い詰めた。

キングダムでは李牧が発起人となっていますが、史実では李牧がこの戦いに絡んでいたかもわかりません。
合従軍を率いていたのは春申君です。

⇒秦と合従軍の函谷関の戦いの史実を紹介

秦の天下統一を防ぐ対策

咸陽で政と謁見した李牧は天下統一の話を聞き、政の天下統一の野望を防ぐために趙西部に防衛網を築く。
この防衛網によって、政や昌平君は鄴へ侵攻することを余儀なくされた。

列尾に罠を仕掛ける

鄴へ侵攻する秦はまずは列尾を落とすために、進軍して列尾を落とします。
しかし李牧は列尾を奪われた時に奪還しやすいように罠を仕掛けていました。

史実での李牧の活躍

史実で李牧が秦に対して、脅威になっていくのは紀元前234年頃から。
紀元前236年の鄴攻めの時に李牧は、この戦にいたかどうかもわかりません。

桓騎を討つ〜紀元前234年

紀元前234年に趙の平陽で桓騎は扈輒将軍を討ちます。
この時の趙の被害は十万人。

その翌年紀元前233年に勢いづいた桓騎は北上して、宜安で李牧と激突します！

李牧は桓騎に勝利。

番吾で秦に勝利〜紀元前233年

秦は趙に侵攻すべく、大軍で攻め込む。
しかし李牧は番吾で迎え撃ち、敗走させる。

李牧はこの勝利で魏と韓の領土を奪っている。

李牧の史実での最後は？

李牧の史実で登場した最後は紀元前229年

この年に王翦と楊端和と羌瘣が大軍を率いて、趙へ侵攻。

趙は李牧と司馬尚が迎え撃った。

しかし王翦の策で

郭開が買収されて、李牧と司馬尚が謀反を企ていると郭開は幽繆王に進言

⇒郭開は趙を滅亡させた原因を作った人物？史実での最期とは？

郭開のことを信じた幽繆王は李牧の息の根を止めた。
そして司馬尚は将軍職を剥奪される。

李牧と司馬尚を失った趙はその3ヶ月後に滅亡･･･

これが李牧の史実での最後です。
李牧は秦ではなく、最後は身内に消されてしまったんですね･･･。

これだけの功績がありながら･･･。